FC2ブログ
そのブログ、雑食系につき ~新・気づかれないうちに~
1000回を節目に、プチリニューアル。 日記とか雑談がメイン、たまに戦国時代・時事ネタ・人生観など。
【雑感】コールド制度への賛否から問う、”他人を理解する心構え”って?

こんばんは。

今日は珍しく、やや個人的な主張が入った内容になります。 あしからずご了承ください。


夏の全国高校野球選手権大会、”甲子園への切符”をかけた戦いは、各地で代表校が決まりつつあります。

そんな中、ふと目にしたネットニュースの記事で、気になるものがありました。

記事の概要としては「予選大会の準決勝でコールド負けはかわいそう。 最後まで試合をさせるべきだ」という、取材した記者の情感が入った内容。

それに対して、ネット上の読者からは「予選の”コールド制度”は必要だし、かわいそうは言い過ぎ」と、否定的なコメントが多数寄せられていました。

中には「そもそもコールド負けした学校の選手は努力不足。 悔しかったらもっと練習しろ」と、ブログ主からすれば”心無い”指摘もあったように思います。


ご存知ない方のために説明しておくと、”コールド制度(注)”は高校野球の地方大会では当たり前のように採用されているルールで

一方のチームが”大きな点差”をつけてリードした場合、試合を途中で打ち切ってしまう(当然リードしているチームの勝ち)ことを言います。

”大きな点差”は具体的には『5回か6回終了までに10点差以上』または『7回か8回終了までに7点差以上』がついた状態を指します。

要は「両チームの”力の差”がありすぎて、これ以上試合を続けても逆転するのは(ほぼ)不可能」ということです。

(注)プロ野球でも、試合続行が不可能になるほどの雨が降りだした時などに『コールド』として試合を打ち切ることがある。

   ただしコールドが適用されるのは(原則)5回まで終わっているときのみ。 5回より前に打ち切られるとその試合は”中止”扱いになる。



もちろんスポーツは最後まで何が起こるか分かりませんから、逆転する可能性がゼロということは決して無いのですが

(実際”地方予選の決勝戦”と”甲子園での本大会”では『点差によるコールド』は適用されず、大差がついても9回まで戦うことになる)

高校野球の予選では『暑さの中の試合で高校生の体調が心配』とか『決まった期間の中で試合数をこなさないといけない』ために

『中盤までにほぼ逆転できない点差がついたら、試合時間を短縮するために必要』という理由でルール化されています。

「コールドはかわいそう」と述べた記者を批判した人の多くは、こうした「現実」を踏まえて意見を書いたのではないかと思います。 私もこの点は同感です。


ただ、それを差し引いても「弱いチームは努力が足りない、予選に出るだけ無駄」とのたまう”高校野球ファン”の気持ちをブログ主は理解できません。

想像の域を出ませんが、こういう人は『全国優勝を狙う強豪』とか『過去何回優勝の伝統校』同士の対戦は注目するけれども

そうしたごく一部の『優勝候補』以外の学校がどれだけ練習を積んできたか、悔し涙を流してきたかには興味がないのかもしれません。

実際は予選に参加する約4,000校のうち、半数近くは1勝もできずに夏を終えるのに・・・ 彼らは予選に出る価値が無かったのでしょうか。

大手の新聞やネットサイトからして『今日は甲子園優勝を狙う○○高校が快勝しました』みたいな記事しか流さないからなぁ・・・


例えるなら、競馬の”G1レース(※)”のようにテレビで中継される有名な(競馬に詳しくない人でも名前は知っている)レースしか見ないのに

「今年はこの馬がいいよ」とか「あの馬(騎手)はダメだな」とか、競馬新聞の受け売りとも思える”講釈”を垂れているような。

そして大体の場合、倍率が高い(=優勝する可能性が低い)馬には見向きもしません。 そういうのが勝つと「なんでアイツが~」なんて言ったりね。

こういう人の場合、『競馬が好き』ではなくて『競馬が好きな自分が好き』なだけじゃないのかね、って思うことがあるのです。

・・・かく言うブログ主も、大相撲中継を見て「あー、あの立ち合いじゃ勝てないよ」とか言ってたりするので、”ファン失格”かもしれませんが。

(※)競馬の世界でもトップクラスの実力を持つ馬しか出られないレース。 デビューしたての馬がいきなり出られるようなものでもない。


・・・話を逸らしてしまいましたが。

結局のところ、「結果が出ないこと」を「努力不足」と決めつけるのは、ほとんどは「それをやったことがない人」だと思うのです。

もちろん、中には高校時代に血のにじむような練習に耐えてきた経験から、「負けたのは努力が足りないからだ」と言いたい人もいるでしょう。

ただね、ブログ主と”心無い”発言の主は別の人間ですし、今まさに戦っている(夢破れた子も含む)高校球児と応援するファンも別の人間。

『自分は、こうしたらうまくいったから』と自分なりの”アドバイス”をしたつもりでも、相手の悩みや不満をきちんと解決できることは少なくて。

むしろ『俺がこう思うんだから、お前もこうするべき!』と、自分の主張や価値観を相手に押し付けているだけになっていることもあって。


本当に相手と悩みや不満を”共有”しようと思ったら、相手と同じ土俵に立った経験があるのとないのとで格段に難易度が違ってくる

具体的には「いま彼(彼女)はどんな課題を抱えているのか」や「どこを援助したら解決の糸口がつかめそうか」を読み解くことがしやすくなるでしょう。

少なくとも、相手の(ネガティブな)感情を無視した状態で自分の正しさや世の常識・一般論を押し付けても、何の解決にもならんことが多々あるのです。

とはいえ今回のようなネットの掲示板やブログ・SNSの場合、ただでさえコミュニケーションが”一方通行”になりがちではありますし

いくら『相手にも相手の考えがある』と言っても、私にだって譲れないと思っている部分はありますので、そこはお互い様なのですが。


一つ言えるのは、ブログ主は「弱いチームは見る価値無し、強者の試合だけ見たい」という”ファン”とは、当分仲良くなれそうにはないということ(汗)。

まぁゲームと一緒で、楽しみ方なんて人それぞれでいいとは思うんですけど。 私の心が敏感に反応しすぎるだけなのか・・・?


・・・と、とりとめのない主張だかなんだか分からないものにお付き合いいただき、ありがとうございました。 そしてごめんなさい。

明日は例によって(?)軽めの話で、私も読者さんもリラックスできればと思います。 それでは。

にほんブログ村 その他日記ブログ まったりへ
にほんブログ村




コメント
▼この記事へのコメント<(あれば表示)

■ コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

▼この記事へのトラックバック(あれば表示)