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そのブログ、雑食系につき ~新・気づかれないうちに~
1000回を節目に、プチリニューアル。 日記とか雑談がメイン、たまに戦国時代・時事ネタ・人生観など。
【関心事】歴史に興味を持つと、ニュースの見方が変わります。
こんばんは。

台風20号は山陰地方を直撃せず、当初の予報より東側を進んでいきました。

それでもまだ風が強いのは、日本海を進む台風19号のせいだろうか・・・?


ところで、病院の売店に並んだスポーツ新聞の一面を見ると

今年の甲子園で秋田県勢として103年ぶり(第1回大会以来!)の決勝戦進出を果たした

秋田県代表・金足農業高校の吉田投手に関する話題が大半を占めていました。


確かに、1回戦から準決勝までの5試合をすべて一人で投げ抜き

チームを準優勝に導く活躍を見せたのですから、当然かもしれません。

今年のドラフト会議でいくつの球団が1位指名するのか?といった期待もあるようで。

ブログ主は、本人が残りの高校生活を悔いなく過ごせることを願うところですが。


で。

大会中、ツイッターでこんな言葉が流行っていました。


『平成最後の百姓一揆』


来年5月から年号が変わることから【平成最後】、

そして今大会での吉田投手および金足農業高校の快進撃を

『農業=百姓』というイメージで例えたものと思われますが

ブログ主は、この表現に『異議あり』です。


確かに、『百姓』という言葉から多くの日本人が連想するのは

粗末な着物に身を包み、日がな1日クワで畑を耕す『農民』の姿であるかもしれません。

学校の歴史の授業で『士農工商』などの言葉と一緒に習った覚えもあるでしょうか?


しかしながら、現在使われている歴史の教科書では、少し事情が違うようで。

つい最近、図書館で借りて読んでいる本の受け売りになってしまいますが

この本が書かれた2016年の時点で、小学校と中学校で使われている

国が認めた歴史の教科書で『士農工商』を載せているものは、ごくわずかしかないそうです。

これは、現実の江戸時代にはそのような身分制度は存在しなかった、とする説が

近年の歴史学の世界では優勢になり、教科書にも反映されたのだとか。



では、今の教科書はどのように教えているのかというと

武士の身分は従来通りながら、残りの人たち(農工商)を

『百姓』と『町人』に分けて説明しているようです。

両者の一番の違いは『住んでいる場所』と定義されていて

『町人』は文字通り城下町などの(今で言う)都市部に住む人々。

対する『百姓』は、それ以外の村や集落で様々な仕事をしている人々を指します。


つまり、今の教科書では『百姓はすべて農民』とは教えておらず

確かに江戸時代の百姓の大部分は農民であったものの

他にも漁業や林業、製造業などを生業(なりわい)とした人々がいたことにも触れているのです。


まとめると『農業をしてるから百姓ではない』わけで

農業高校から百姓を連想し、またそれに共感した多くの人たちの中に

(あれ、なんか違和感が・・・?)と思った人が果たしてどれだけいるものか、と

気になった"ごく少数派"のつぶやきでこざいました。


実は『一揆』についてもモノ申したいところですが、長くなるので今日はここまで。

ありがとうございました。




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