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そのブログ、雑食系につき ~新・気づかれないうちに~
1000回を節目に、プチリニューアル。 日記とか雑談がメイン、たまに戦国時代・時事ネタ・人生観など。
【雑感】株価は下がったり上がったり。 乗り切るコツは”おじいさんの馬”??

こんばんは。

今週は”世界経済の体温計”にも例えられる『株式市場の株価』が、なんとも落ち着かない動きを見せています。

発端は、世界で最も経済的な影響力のあるアメリカの株式市場で、先週あたりから株価が急落したこと。

詳しくは解説できませんが『アメリカと中国が貿易を巡ってギクシャクしていること』や『トランプ大統領の政権運営に対する不安』などから

株を取り引きする投資家の間で『何が起こるか分からないから、株を売って現金に替えよう』という動きが広がったようです。

その後は他の国の株式市場にも経済への不安感が広がり、特に日本では今週25日に”日経平均株価”が1000円以上の値下がり。

今年の間ずっと保ってきた”20000円”の節目もあっさりと破られ『これでは消費増税どころではない』なんて声も聞こえ出しました。


ところが・・・(日本時間で)昨日の夜から今日にかけては急展開。

アメリカの株式市場では『ずいぶん安くなったから買い直そう』という状態になり、なんと”1日単位では歴代最高”という1086ドルの値上がり。

それを聞いた日本の投資家も勇気づけられたのか(?)、今日の日経平均株価は750円という大幅な値上がりとなり、2万円台も回復したそうです。

短期間でこれだけ上がったり下がったりしていたら、株を売買する投資家の方たちはさぞかし気苦労が絶えなかったことでしょう・・・

実はブログ主も『FX(外国為替証拠金取引)』をしている(自称)投資家だったりしますが、こういう時は一歩間違えると大変なことになるので”様子見”してました。


ところで、タイトルに使った”おじいさんの馬”っていうのは。

中国で生まれた『故事成語(こじせいご、古い実話や言い伝えに基づく”格言”)』の一つ、『人間万事塞翁が馬』に由来します。

『にんげん(じんかん)ばんじ、さいおうがうま』

これが今回の話とどんな関係があるのかと言えば、元になったエピソードを紐解いてみると分かります。


古代中国で、とある塞(要塞・軍事施設のこと)の近くの村に住み、馬を飼っていたおじいさんがいました。

ある日、おじいさんが目を離したすきに馬が逃げ出してしまい、近所の人は「残念なことですね」と慰めに来ました。

しかし、おじいさんは「いや、これが幸せを運んでくることだってあるよ。」と楽観的です。

すると数日後、逃げた馬が別のたくましい馬を連れて戻ってきました。 近所の人は「良かったですね」と言いました。

ところが、おじいさんは「いやいや、今度は思わぬ不幸に見舞われるかもしれん。」と浮かない顔です。

また数日後、おじいさんの息子が新しい馬の背中から落ち、足の骨を折ってしまいました。 近所の人はお見舞いに来ました。

しかしながら、おじいさんは「いやいやいや、今回のことでかえって災難を避けられる気がするのう。」とポツリ。

しばらくして・・・その村は隣の国との戦争に巻き込まれ、村の若い男性はみな徴兵されて一人も還ってきませんでしたが

おじいさんの息子はケガを理由に徴兵を免除され、命を落とさずに済みました・・・という微妙に後味の悪い逸話となっています。


この『人間万事塞翁が馬』のエピソードから得られる教訓は、聞く人の人生観や性格、置かれた状況によって違うのかもしれませんが

今回の前置きに沿って話をするならば『目先の値上がりを喜んだり、値下がりを悲観したりするのは良くない』というところでしょうか。

株価や外国為替の相場(レート)が急激に動くと、それを見た人はついつい過剰な反応をしてしまうことがあります。

例えば・・・今日のように株価が大きく値上がりすると「このままいけば株価は2万5千円、いや3万円まで行くぞ!」と調子に乗る人がいたり

逆に大きく値下がりした時は「もう日本経済は終わりだ! 株価はどこまでも下がるに違いない!」と途方に暮れる人が出てきたりします。

自分自身がその時大きく値上がり(値下がり)した株を持っていて、資産が大きく増えた(減った)としたら、どちらにしても平常心でいるのは難しいですが

自分は投資をしていないのに数字の上がり下がりだけで一喜一憂する社会人や、一喜一憂させる情報を流す専門家がたくさんいるのも事実でして。

極端に言ってしまうと「客観的な根拠の乏しい”自分に都合のいい思い込み”だけで結論を出している」状態なのかもしれない、と思うのです。


株価が上がっている(株がどんどん買われている)最中でも『そろそろ売ってお金に替えよう』と売り注文を出す投資家はいますし

逆に株価が下がっている(株がどんどん売られている)状況では『安くなったからそろそろ買おうか』と考える投資家も増えてきます。

相場は常に『売り』と『買い』の綱引きで成り立っていて、極端なまでにどちらか一方に力が傾き続けるということは稀(まれ)です。

もちろん過去の何か月とか何年という単位で見れば、一方的な値上がり(値下がり)をした期間というのは確かに存在しますが

その間も世界中で株や通貨の売り買いの注文が無数に繰り返されて、ある程度の範囲内で揺れ動くのが”相場の正体”なわけで。

ましてや明日とか一週間後の株価や為替レートを完璧に言い当ててしまう存在がいたら、証券会社やFX業者の商売は成り立たなくなる。

だからこそ『上がった後は下がることもある、逆もまたしかり』と広い心で相場を眺め、期待や不安から将来を決めつけるのはよろしくないのではなかろうか、と。

・・・ただ、それが誰にでも出来るのなら株やFXで破産する人なんて出ないはず。 お金の欲が絡むと、道理を忘れてしまうのが人間の悲しさなのか。


今回の記事は自分自身への戒めも込みで、長文になってしまいました。 年末の忙しい時に、ごめんなさいね。

では、また。

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