FC2ブログ
そのブログ、雑食系につき ~新・気づかれないうちに~
1000回を節目に、プチリニューアル。 日記とか雑談がメイン、たまに戦国時代・時事ネタ・人生観など。
【戦国時代】武田信玄伝説~舞台裏その2~
こんばんは。

台風が近づいていますね。

影響が少ないと良いのですが…。


さて、今日も武田信玄に関する裏話的な内容になります。

伝説的に語り継がれてきた信玄像に切り込んでみたいと思います。

(注)信玄ファンの方、山梨県民の方には少し不愉快な話かもしれません。
   あと、お食事中の方には注意が必要な表現があります。ご注意を…


では、続きは追記にて。

‐‐‐‐‐‐




武田信玄が優れた人物であったことは疑いようがないのですが、

世の中には「戦国最強の大名」や「戦国時代最強軍団」というように

信玄や武田軍をやたらと賞賛する言葉にあふれている気はしませんか?

天下を取った訳でもないのに(失礼)、持ち上げられすぎな感じがしないでしょうか?

今日はその辺りを少し考えてみましょう。

※以下はあくまでまこな。個人の見解です


実は、江戸時代の頃から信玄を持ち上げる風潮はあったようです。

その理由は『徳川家康が天下を取ったから』

「え?家康って信玄にコテンパンにやられたんでしょ?

 それなのになんで家康が信玄を持ち上げるの?」
と思ったあなたは鋭い。

そう思わなかった方も、ちょっと聞いていってくださいな。


根拠①「家康を破った信玄は、さぞ強かったのだろう」という思いこみ

ご存知の方も多いとは思うのですが、

江戸時代の人々にとって、江戸幕府を開いた徳川家康は「神君」と呼ばれ、

まさに「神」のような存在でした。
実際、神として日光東照宮に祀られていますしね


そんな家康が生涯で最もひどい敗戦を喫したのが

前に紹介した武田軍との三方ヶ原の戦いでした。

主力部隊のほとんどを打ち破られ、家康自身もボロボロになって

(城に帰った時にウ○コを漏らしていたとか…)

武田軍の強さを嫌というほど思い知らされたのです。


で、後世の人(特に学者や作家など)は、こう考えました。

「あの家康殿を破った武田信玄は、さぞ強かったんだろう。

 いや、強かったことにしておかなければ、

 ボロ負けした力及ばず敗れた家康殿の立場が…!」



こうして「信玄はべらぼうに強い」という見方が出版物や講談などにも反映され、

やがて一般にも知られるようになっていったと考えられます。



根拠②「家康が旧武田家の家臣を多く登用した」という事情

こちらの方が、より現実的な理由かもしれません。


武田氏は1582年、織田軍の侵攻によって滅ぼされます。

その直後に本能寺の変が起こり、信長が倒されると

その混乱で甲斐や信濃は支配者がいない状態となり、

最終的に徳川家康が勢力を伸ばすことになります。

その際、仕える家を失った旧武田氏の家臣たちを

家康が保護したというわけです。


後に家康が江戸幕府を開いて天下をとると、

そこに仕える旧武田氏の家臣たちもいわば「勝ち組」です。

戦で手柄を立てる必要がなくなった彼らは、

合戦での戦法や体験談、当時の武将にまつわるエピソードなどを

本にまとめたり人に教えたりするようになります。


旧武田家臣ですから、話題は自分達の主であった信玄が中心です。

それも、いかに信玄が優れていたかという内容になっていきます。

(他家出身の同僚などに自慢する意味もあったらしいです)

これらが一般にも浸透し、現在の信玄像ができあがったと考えられます。


一例として、『甲陽軍鑑(こうようぐんかん)』という書物があります。

以前は「武田信玄に仕えた武将がまとめたもの」とされていましたが、

現在では江戸時代に完成したものであったことが分かっています。

ただ、執筆したのはかつて武田家に仕えた一族の人物であり、

『戦国時代の名将・武田信玄』についてたっぷりと語る内容になっています。

現代に伝わっている信玄の人物像は、こうした書物や思想の影響を受けているのです。


※繰り返しになりますが、これらはあくまでまこな。個人の見解です


ということで、今日まで4回にわたって信玄について書いてきましたが

どのように感じられたでしょうか?

まとめる時間や私の文章力の都合上、伝えきれていない部分も多いのですが

少しでも戦国時代に興味や関心を持って頂けたのなら幸いです。

今回の記事に限らず、一つの視点から見た事実だけが歴史の真実とは限りませんので、

いろいろな情報源に当たって、自分なりの戦国時代像を作ってみてください。


【よろしければ、応援お願いします】


にほんブログ村 歴史ブログ 戦国時代へ
にほんブログ村

ということで、しーゆーとぅもろー。





コメント
▼この記事へのコメント<(あれば表示)

■ コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する