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そのブログ、雑食系につき ~新・気づかれないうちに~
1000回を節目に、プチリニューアル。 日記とか雑談がメイン、たまに戦国時代・時事ネタ・人生観など。
【その他】良いこともそうでないことも、人間は忘れてゆく。 残るのは痛みか教訓か。

こんばんは。

今日は3月11日、何となくですがタイトルのように”かしこまった雰囲気”にならないといけないような気分になります・・・

とは言っても、テレビやSNSを通して8年前の”あの日”の事をこれでもかと知ってしまって、疲れている方もいるかもしれません。

なのでこのブログでは直接的に”あの日”の話をするのは避けて(以前にも関連記事は書いていますし)、ちょっと違った切り口から。


父の薬を取りに薬局まで行った帰りに、来月行われる選挙のポスターを貼る掲示板の取り付け作業を見ました。

ブログ主が住んでいる島根県では、新しい知事を選ぶ選挙と県議会議員(市や郡ごとに分かれる)の選挙が同時に行われます。

前回(4年前)の選挙の時には鳥取県民でしたので、知事はともかく議会議員の最新の顔ぶれをほとんど知りません。

それでも10年以上続けている人であれば、名前を聞いて「あー、あの人か」と思い出せるかもしれませんが・・・ 記憶ってあいまいになりがちです。


良いのか悪いのか、人間は一度見たり聞いたり事をずっと覚えてはいられないようです。

もちろん「三つ子の魂百まで」と言われるように、小さい頃から繰り返して習得してきた知識や技能ならともかく

入試の勉強だったり資格をとるための勉強でやりがちな『一夜漬け』で覚えたことは、試験が終わった途端に忘れていたりしてね。

そういえば、この前読んだ新聞のコラムで『もし人間が忘れることを知らなかったら、物書きは商売ができない』というのがありました。

確かに本の良いところは”人間が一度に覚えておけない情報をすぐに調べられる”ことですし、一度読んだ小説のストーリーや登場人物を

忘れることができなかったら、次に読む小説のストーリーや登場人物と混ざってしまって何冊も読んでいられない・・・って事らしいです。 なるほど。

それに、人生の中で一度味わった辛さや苦しみを忘れずに抱え続けなければならないと思うと、何ともやりきれない気持ちになります。


・・・ただ、今日あちこちで聞いた『あの日の痛みを忘れるな』とか『この教訓を風化させるな』と言うのは無茶な事だ、とも言い切れないのです。

野生の動物が一度襲われた相手を忘れてもう一度近づいたら、食べられてしまいますから。 危険を察知するのは大事。

人間でも大切なものを失った悲しさや悔しさ、大切な人に何もしてやれなかった後悔、無力感、絶望感、憤り・・・ そういう『負の感情』にも役割があるわけで。

これらをきれいさっぱり忘れられる人類だったとしたら、また同じような災難に襲われた時に同じ運命をたどるかもしれない・・・ そうも思うのです。

「忘れまい」とすればするほど、喉元過ぎれば何とやら。 「忘れたい」と思っている人の方が、忘れたくても忘れられないものなのかもしれません。


1年後、年号が変わった後の3月11日も「あの日を忘れない」という言葉が日本中に響き渡っているのでしょうか。

その時まで(そしてその後も)平穏な日々が続く事を祈りつつ、今日は指を止めます。

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