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そのブログ、雑食系につき ~新・気づかれないうちに~
1000回を節目に、プチリニューアル。 日記とか雑談がメイン、たまに戦国時代・時事ネタ・人生観など。
【関心事】名古屋場所は誰が優勝しても、今日はこの内容で書こうと決めてました。

こんばんは。

投票は済ませてきたブログ主です。(一応言っとかないと気まずい感じがして・・・)


本日が千秋楽だった大相撲名古屋場所は、横綱・鶴竜関の優勝(14勝1敗)で幕を閉じました。

4人の大関が千秋楽までに全員休場するという”前代未聞”の展開でしたが、三賞も4名出るなどして盛り上がって何よりでした。

ブログ主が期待していた新小結の竜電(りゅうでん)関は、先場所の好調を維持できなかったですが、気を取り直して稽古して頂きたく。

そして、久しぶりに隠岐の海関(島根県出身)と石浦関(鳥取県出身、十両でした)がともに勝ち越したのが嬉しいですね。

次は両国国技館に戻って9月の秋場所、番付も大きく入れ替わると思われますので、どんな展開になるのか楽しみです。




・・・以下、優勝力士が決まる前の段階でコツコツ書いていた文章になります。 ご了承ください。

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名古屋場所11日目が行われていた今月17日、ある十両力士の現役引退が発表されました。

その力士の名は、安美錦竜児(あみにしき・りゅうじ)。 時に40歳9か月、現役の関取(十両以上)ではぶっちぎりの最年長。

安美錦改め安治川親方(ドット風味) ※日本相撲協会公式ツイッター掲載の写真をお借りし、ブログ主が手を加えました。


初土俵を踏んだのは、まだ20世紀だった1997年の初場所(ブログ主は中学生でした)。 ちょうど3年後の2000年初場所で十両昇進。

それ以降は一度も幕下に落ちることなく2019年まで足掛け20年、なんと117場所連続(※)で関取の地位を守り通しましたが・・・

(※)単純に”関取在位の場所数”で見ても、元大関・魁皇(かいおう、浅香山親方)に並ぶ歴代1位の大記録。 他の記録は後述。


名古屋場所2日目、十両11枚目で迎えた安美錦関は関取最年少の21歳・竜虎(りゅうこう)関と対戦して敗れた際、土俵で右ひざを強打。

勝負がついてもなかなか立ち上がれず、土俵を降りる時も土俵下から呼び出しの手を借りるなど、”嫌な予感”が漂っていました。

そして、(外れてほしかった)その予感は的中。 安美錦関は休場を届け出て、翌日の土俵に上がることはありませんでした。

『右膝前十字靱帯(じんたい)断裂、内側半月板断裂、外側半月板損傷、

 大腿骨外顆(がいか)軟骨損傷、脛骨(けいこつ)後顆骨挫傷で2週間の休養通院加療を要する』


協会に提出された”医師の診断書”の内容ですが、医学を知らないブログ主でも『2週間で治るケガじゃない』と思ってしまいます。

それもそのはず、安美錦関はこれまでに何度も”ひざ”や”アキレスけん”にケガを負い、患部を手当てしながらの相撲が続いていたのです。

『2週間で直して再出場する』→『何としても幕下転落を回避したい』という、安美錦関の”土俵への執念”を感じる診断内容でしたが・・・


結果として、安美錦関は16日に現役を引退する意向を示し、翌17日に引退届を提出して土俵に別れを告げることを選びました。

最終的に『土俵上での負傷で”引導を渡される”』形になったのは、力士の本望なのか悔いが残るのか・・・本人にしか分からないですが。

ただ、18日に師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士、安美錦関の父親のいとこでもある)が同席して行われた引退会見の場では

安美錦関は『最後はお前(右ひざのケガ)にやられるのか、と思った』そして『(引退の)決断はすぐにできた。全く悔いはない』と語りました。

心の奥には悔いが残る部分もあったのだと思いますが、それを感じさせないのは何とも”安美錦関らしい引き際”だったように思います。


自身のことを『勝負師』と称し、土俵の上では多彩な技と相撲センスで相手を手玉に取り、そして『何をしてくるか分からない』不気味さ。

大関には手が届きませんでしたが、その分『曲者』だったり『上位陣泣かせ』という異名がしっくりくる”角界屈指の業師”でもありました。

常に”ひょうひょう”とした表情を崩さない一方、土俵を降りれば”横綱級”と評価される(誰に?)コメントの数々で楽しませてくれました。

ブログ主一番のお気に入りは、いつか忘れましたが『(10日目に勝ち越しを決めて)疲れたよ。もう今日が千秋楽でいいよね?』です。

来場所からはこうした安美錦関のコメントが聞けなくなると思うと、やはり寂しいですね。 安治川(あじがわ)親方として協会には残りますが。


最後に・・・『安美錦関(安治川親方)のここがスゴイ!』的な感じで、記録やトピックをいくつか。

【年長関取記録】引退前日(名古屋場所10日目)の時点で40歳9か月13日は、歴代4位。(1位は藤ノ里の41歳9か月)

【幕内在位記録】通算幕内在位97場所は、高見山と並んで歴代2位タイ。(1位は魁皇の107場所)

【通算出場記録】初土俵から引退まで1805回出場は、歴代3位。(1位は大潮の1891回)

【幕内出場記録】幕内で1399回出場は、歴代4位(1位は旭天鵬の1470回)

【通算勝利記録】通算勝ち星907勝は、歴代8位(1位は白鵬、現在も更新中)

【三賞受賞記録】三賞獲得数12回(※)は、歴代10位(1位は安芸乃島の18回) (※)殊勲4、敢闘2、技能6

【その他】 ・2018年夏場所での再入幕(39歳6か月)は、昭和以降の最年長記録を更新。

       ・本場所で記録した”決まり手”は45手。 参考までに歴代最多勝の白鵬は41手、”技のデパート”舞の海が34手。

       ・金星(平幕が横綱を破ること)は合計8個。 最初の金星は2003年初場所の貴乃花戦。 この翌日に貴乃花は引退した。

       ・最後の金星は2016年初場所の鶴竜戦。 新入幕から93場所目での金星獲得は、昭和以降では最長記録。

       ・土俵際でよく粘るため物言いがつく相撲が多く、40代式守伊之助は「安美錦の相撲は裁きたくない」と漏らしたとか。

       ・自身が語る『思い出の1番』は、2017年九州場所千秋楽の千代翔馬戦。  再入幕で勝てば敢闘賞という1番で・・・








以上、心ゆくまで安美錦関のことを書こうとしたら、こんな長さになってしまいました。 動画までつけちゃってどーするのよ・・・

ここまで読んでくださった方々へお礼を申し上げるとともに、安治川親方の今後のご活躍を祈念しつつ、今日はこれで”打ち止め”。

ありがとうございました。

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