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そのブログ、雑食系につき ~新・気づかれないうちに~
1000回を節目に、プチリニューアル。 日記とか雑談がメイン、たまに戦国時代・時事ネタ・人生観など。
【真田丸】第16話視聴。


こんばんは。

月曜日は皆さんお待ちかね(ホントか??)「真田丸」レビューです。

今日は第16話「表裏(ひょうり)」の模様をお伝えしますが・・・

一言でいうと「大人って怖いネ!!」という話でした。


サブタイトルは、真田昌幸の異名「表裏比興(ひきょう)の者」から来ていると思ったのですが

それ以上に「人間のウラオモテ」を表現した回だったと、見終わった後に感じました。

その大人たちに翻弄されるばかりの信繁(幸村)ですが、彼の運命はいかに??

では、今回のあらすじをどうぞ。


・上杉景勝は豊臣秀吉に臣従を誓い、越後へと帰っていった。

 大坂に取り残された信繁は、秀吉の馬廻衆(うままわりしゅう)に取り立てられる。

 馬廻衆は合戦で大将を守る役目が主だが、同時に秀吉の身辺警護も担っていた。

 ちょうど一人欠員が出たところだった、という話を聞いていた信繁は、

 上司となる馬廻衆筆頭・平野長泰(ながやす)から衝撃の事実を知らされる。


・馬廻衆の前任者・立花権三(ごんざ)は、昨晩井戸に落ちて亡くなったとされるが、

 実際は加藤清正に酒席に招かれたのち、井戸に突き落とされたというのだ。

 理由は権三が茶々に好かれていたため、秀吉の怒り(+嫉妬)を買ったからだという。

 さらに、このような目に遭ったのは権三が3人目だとか・・・。

 思い当たる節がありすぎる信繁は、あからさまに茶々を避けようとするが

 茶々はそんな事はお構いなしに、無邪気に信繁を振り回すのだった。


・石田三成に書庫へ連れ出され、大坂城の地理を覚えるよう命じられた信繁。

 別室で地図とにらめっこしていると、三成と大谷吉継の話し声が聞こえる。

 「堺の商人と通じている利休は、殿下から遠ざけなければならない。」

 また、書庫からの帰り際には三成からこんな事を聞かされる。

 「真田と徳川の戦は起こらない。徳川に貸しを作るため、殿下が止めに入る。」

 合戦ではなく、政治力がこの国を動かす時代が訪れようとしていた。


・ある日の夕刻、権三が落命した井戸を覗き込んでいた信繁は

 加藤清正に声をかけられ、権三の一件の真偽を尋ねてしまう。

 逆上した清正は、信繁を抱え上げて井戸に落とそうとするが

 通りかかった秀吉の弟・秀長が止めに入り、事なきを得る。

 兄と同様、百姓の身分から武士として栄達を極めた秀長だったが

 「今の暮らしは身の丈に合わず、みな心がついてきていない」というのが実情であり、

 兄や清正らの不安定な気持ちを分かってやってほしい、と諭される信繁であった。


・一方その頃、にらみ合いを続ける徳川と真田の状況に変化が起こっていた。

 頼みにしていた上杉から援軍を断られ、窮地に陥った昌幸に対し

 家康は真田家討伐の許しを得るため、大坂に使者を出していた。

 (この頃には、秀吉の許しが無ければ戦をすることができなくなっていた)

 秀吉は「これを家康の臣従と受け取っていいのか?」と信繁に尋ねる。

 対する信繁は、真田の存亡をかけて「これは用心深い家康の策、乗ってはいけません」と秀吉に訴えた。

 秀吉はその言い分を認め、徳川の真田攻めは回避されたかに思われたのだが・・・!



【おまけ】今日の徳川家(ひさびさ!)

浜松城の庭で、女中たちに訓練を行う本多忠勝。

その中には、忠勝の愛娘である稲(いな)の姿もあった。

そこに通りかかった家康に対し、稲を紹介する忠勝は

途中から絵に描いたような「親バカ」ぶりを発揮するのだった。



と、信繁をめぐる話の流れはこんなところでしょうか。

あとは、大きな歴史の中の小さなネタについても少々。


・秀吉の口から、九州征伐の話が出てきました。

 当時の九州は、薩摩(鹿児島県)を本拠地とする島津家が南部をほぼ制圧し、

 大友・龍造寺など北部の勢力を圧倒していました。

 その島津家が秀吉に従わない姿勢を崩さないため、征伐に乗り出したのです。

 秀吉は先に臣従させた中国地方の毛利家、四国の長宗我部家などに命じて兵を送り込み、

 現地の反島津の大名と共同で島津軍を追い込もうとしますが・・・。

 その結果は、次回以降で語られると思います。


・上田城での作戦会議中、地図に碁石を置く昌幸。

 白が味方で黒が敵でしたが、真田の白石をぐるりと囲む黒石から離れた

 東北地方南部にも何個か白石が・・・位置的には伊達家・蘆名家あたりでしょうか?

 真田家は東北の大名にも声をかけていたのか、それとも反秀吉という意味か。

 特に解説はなかったので憶測ですが、気になります。


・加藤清正や福島正則が代表格、武勇が自慢の「賤ヶ岳の七本槍」。

 信繁の上司となった平野長泰もその一人ですが、これが何とも人間くさい。

 同僚(片桐且元)に陰口をたたき、勤務中にスルメ(?)をかじり、ついには昼寝まで。

 何というか、現代の会社にもいませんか、こういうオッサ・・・いや、失礼。

 彼もまた、本当は戦場を駆け回りたい気持ちを我慢して、日々務めているのでしょう。

 「戦が必要ない世の中」に向かう中で、彼らはどう生きていくのか・・・果たして。


そしてもう一つ、茶々に仕える女性が言った「あのお方は悲しむのをやめた」というセリフ。

この裏には、茶々がたどってきた壮絶な人生が隠されています。

戦国時代に詳しい方ならご存知だと思いますが、そうではない方もおられるはずなので

今回は久々に追記にてその辺りを掘り下げていきます。

気になる方は「続きを読む」からどうぞ。


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では、ここからは茶々の数奇な運命について書いてみます。


茶々は1569年、近江(滋賀県)の戦国大名・浅井長政(あざいながまさ)

その妻で織田信長の妹・市(いち)の長女として生まれました。

以前大河ドラマの主人公になった「江(ごう)」は、彼女の妹です。


尾張(愛知県)と美濃(岐阜県)を征し、上洛の機をうかがっていた信長は

上洛する際の通り道となる近江で勢力を伸ばしていた浅井家と友好を深め、

妹の市を長政のもとへ嫁がせたのです。 いわゆる「政略結婚」ですね。

それでも、長政と市の夫婦仲は良好であったと伝わっています。

茶々も、両親の愛情を受けて育ったと考えられます。


ところが、その幸せも長くは続きませんでした。

浅井家は昔から親交のあった越前(福井県)の朝倉家が信長に敵対したのに同調し、

織田家に対する共同戦線、俗にいう『信長包囲網』に参加する道を選びます。

愛する妻の実家に弓を引くという、長政にとっては苦渋の決断になりました。

(父・久政(ひさまさ)や重臣たちの意見に押し切られた、ともいわれます)


織田家との絶縁後も、市とその子たちは浅井家の居城・小谷(おだに)城に残りますが

1573年、小谷城は羽柴秀吉らを擁する織田軍の総攻撃を受け落城。

長政は自害し、茶々は市や妹らとともに身柄を確保され、織田家に引き取られました。


その後しばらくは織田家で平穏な日々を過ごしたようですが、運命は再び暗転します。

1582年、信長が『本能寺の変』で討たれ、織田家が分裂状態に陥ったことにより

市は織田家重臣・柴田勝家と再婚、茶々ら娘たちも勝家に引き取られます。


そのわずか1年後、勝家と羽柴秀吉の間で『賤ヶ岳の戦い』が勃発。

勝家はこの戦いに敗れ、間もなく居城であった越前・北ノ庄(きたのしょう)城にて自害。

市も勝家と運命を共にし、残された姉妹は秀吉に保護されました。

そして、ドラマに描かれている大坂城での暮らしにつながっていくのです。


幼い頃に経験した二度の落城。生み育ててくれた父母との永遠の別れ。

そして、その悲劇の渦に叩き落とした張本人が目の前にいるという現実。


ドラマの中で明るく無邪気にふるまう茶々は、侍女のセリフにあったとおり

他人には計り知れない悲しみを必死で押し殺し、ついには悲しみの感情を

「まひ」させることで、第二の人生を懸命に生きようとしているのかもしれません。


彼女がやがて秀吉の子を産み、豊臣家を守る使命を預かることは、この時はまだ知りません。

信繁と茶々の関係は、今後どのように変化していくのでしょうか。

二人が視線を交わした今回のラストシーンが、何かの暗示になっているのでしょうか・・・?


では、今回はこのあたりで。

長々とお読みいただき、誠にありがとうございました。



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コメント
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小松姫・・・
吉田羊さんが、愈々登場してきましたね。
2016/04/27(水) 08:40:58 | URL | byむさしの想坊 (#-) [ 編集]
Re: 小松姫・・・
むさしの想坊 さん
コメントありがとうございます。

> 吉田羊さんが、愈々登場してきましたね。

私は普段あまりテレビを見ないを見ないのですけど
吉田さんは最近よく名前を聞く女優さんですね。

ドラマの中でもこれから真田一族と密接に関わる
役どころなので、注目していきたいと思います。
あわせて、忠勝パパの溺愛ぶり(笑)も楽しみです。
2016/04/27(水) 19:57:46 | URL | byまこな。 (#-) [ 編集]

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