FC2ブログ
そのブログ、雑食系につき ~新・気づかれないうちに~
1000回を節目に、プチリニューアル。 日記とか雑談がメイン、たまに戦国時代・時事ネタ・人生観など。
【関心事】自粛と不謹慎、そして雰囲気。


こんばんは。

今日はいつもより真面目な話になります。

楽しい話を期待した方にはすみませんが、どうかお付き合いください。


熊本県を中心に九州地方に大きな被害をもたらした大地震から、2週間が経ちました。

鉄道や高速道路の開通など、復旧の動きは少しずつ見えてきている一方で

被災した地域では避難生活を余儀なくされている方も、まだ大勢いると聞きます。

被災した方が生活を取り戻し、心安らげる日が一日も早く来ることを願っています。


このような状況の中、「不謹慎狩り」という言葉がネット上で使われていました。

主にツイッターやフェイスブックなどのSNS上で、個人が発信した内容に対して

「不謹慎だ」「被災した人のことを考えろ」など、批判的な反応を示す人のことだそうです。

具体的には「今日は○○をして楽しかった」「○○を食べて美味しかった」など

一見すると当たり障りのなさそうな内容にも、そういう反応が返ってくることがあるようです。


確かに、今回の地震で亡くなった方や住む場所を失った方がいることを考えると

「今も悲しみ苦しんでいる人たちがいるのに、楽しんでいていいのか・・・?」と思うのは自然なことです。

災害の直後にイベントやレジャーを「自粛」する人や企業が多いのも、その思いの表れなのでしょう。

ただ、自分自身にそう言い聞かせるのはいいとして、他人にもそれを求めるのはどうなのかというと・・・。


私自身としては、「自粛」しないことを他人が批判していい理由はないし、

むしろ批判する人ほど実際は「自粛」をしていないのだろうなぁ、と思います。

「今は自粛しなければならない」という雰囲気にとらわれているだけの人、と言いましょうか。

あるいは「自分はちゃんと自粛しているぞ!」というアピールか。


『自粛するべき』とは分かっていても、『自分にはできない(あるいはしたくない)』という気持ちがあると

そういう自分を正当化するために、他人を下に見たくなるんですね。

本当に「自粛」をしている人なら、他人がどうであってもさほど気にはしないと思います。

そして、自分より「自粛」できていない人を見つけて、ターゲットにする。


『自粛すべき時なのに、楽しそうに過ごしている他人が許せない。』


変な言い方かもしれませんが、これって『自粛すべき・・・』の部分が無くても成り立ちますよね。

「自粛」を言い訳にして、楽しそうな人を妬んでいるだけのようにも聞こえますが・・・。

逆に「転んで怪我をした」という人に「不謹慎だ」と言う人はあまりいないでしょうし・・・。

もちろん、発信する側にもある程度の節度とセンスは求められるところですが・・・。


まとめると、「自粛」を盾に「不謹慎」を叫ぶのは、あまり生産的ではないですね。

被災地で今も辛い思いをしている人たちがいることを忘れてはいけないのは確かですが、

地理的・経済的などの事情で全ての人が直接の支援をできる訳ではないし、

ましてや被災していない人が被災者と入れ替わって困難を受けることもできないので、

それぞれの生活の中で自分にできることをすれば、それでいいと思います。

自分のことに精一杯取り組んでいるうちは、他人を批判することを考えずに済みますから。


見知らぬ他人と「自粛」の度合いを比べても、何の支援にもならない気がします。

世間の雰囲気を読むのもいいですが、まずは自分にできることを探してみませんか?

(こういう事を書いている私も、改善の余地ありですけどね・・・反省。)


では、柄にもなく真面目な話はこのへんで。

明日は「⑨の日」なので、ご期待ください。


にほんブログ村





コメント
▼この記事へのコメント<(あれば表示)

■ コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

▼この記事へのトラックバック(あれば表示)