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【戦国時代】シリーズ「落日」第3章・6 松永久秀と三好三人衆 ~三好家と幕府に嵐呼ぶ男たち~

こんばんは。

今日は土曜日ということで、いつもの連載企画「落日 ~室町幕府、終焉への道~」をお送りします。

最終章「最後の煌(きら)めき」に入ってはや6回目ですが、一向に煌めかない幕府の様相にイライラしている方もいるかもしれません。

一応フォローをしておくと、管領・細川家の家臣だった三好長慶に首根っこを押さえられていた室町幕府将軍・足利義輝でしたが

長慶が表面上は『自分は幕府の臣』である』という態度を取っていたため、ある程度の行動は許されていました。


義輝が13代目の将軍になった頃には、幕府の支配を離れて独立独歩で領国の支配や領土の拡大を進める、いわゆる”戦国大名”が全国に割拠していました。

こうした事態を憂慮した義輝は、特に領地を巡って合戦を繰り返す大名間の仲裁を積極的に行い、日本国内の秩序を守ろうとしました。

具体的には武田晴信(のちの信玄)と長尾景虎(のちの上杉謙信)をはじめ、毛利元就と尼子晴久、北条氏康と里見義堯(よしたか)などに対して停戦を呼びかけたといいます。

また、その見返りとして幕府が任命権を持つ『守護』の地位をその地域を治める戦国大名に与えたり、自身の名前の一字を大名やその子どもに名乗ることを許したり(※)して

『とにかく、幕府の指示に従ってくれれば間違いないから!』というメッセージを送ることで、戦乱を収束させるため懸命な努力を続けていたのです。

(※)偉い人から名前の一字をもらう”ありがたみ”については、この記事を参照


ところが・・・長慶が室町幕府や将軍・義輝とつかず離れず、”なあなあ”な関係を続けていることに、不満を抱く男がいました。

『将軍なんてただの”お飾り”なんだから、とっとと片付けてしまえばいいのに・・・』

その男の名は、松永久秀(まつながひさひで)。 歴史ファンの方、長らくお待たせしました。

戦国時代好きの方なら一度は聞いた事があるであろう名前ですが、ブログの読者には歴史に興味の薄い方も多いと思いますし

なによりここでいろいろ紹介すると今後の記事のネタバレになってしまうので、ここではあえて突っ込んだ説明はいたしません。

今日のところは『三好長慶に仕える有力家臣の一人で、なおかつ長慶や義輝に不満を抱いていた』ということだけ知っておいてもらえればよいです。

そのうち、彼が引き起こす様々な”騒動”の動機にもつながってくるので・・・


それから、タイトルに登場した『三好三人衆』についても、簡単に説明しておきましょうか。

これも歴史好きの方には説明不要かもしれませんが、『三好三人衆』とは三好長慶の部下で特に発言力を持っていたとされる3人の武将をまとめた呼び方です。

それぞれの名前を一応挙げておくと”三好政康(まさやす【注1】)・三好長逸(ながゆき・ちょういつ)、岩成友通(いわなりともみち【注2】)”となります。

政康と長逸については”三好”という姓からも分かる通り長慶と同じ一族で、長慶の(曾)祖父・三好之長(ゆきなが)から分かれた親戚筋だとされています。

三好一族ではない岩成友通に関しては”長慶に仕えた重臣の一人”という以外に確かな情報がなく、謎に包まれた部分の多い武将です。

【注1】近年では「政康」の名は誤りであることが判明し、本名は「政勝」や「政生」あるいは不明など諸説あるが、この連載ではよく知られた「政康」を用いる

【注2】資料によっては「石成」と書いて「いわなり」と読ませる場合もある


・・・といろいろ書いてはいますが、この3人の個人名が今後の記事で出てくる場面って多分無いんですよね。

実際、長慶に仕えていた時代はつつがなく任務をこなしていたようですが、その後はほとんど3人まとまって行動していますし。

当時の人々にも個人名ではなく”三人衆”として記憶されていたようですし、このブログでも多分個人としての見せ場は無いのかなぁと・・・(←おい)

まぁ久秀に比べれば小物感があるのは否定できないですけど、彼らも一応”室町幕府の命運を握る男たち”ということで、憶えてやって下さいませ。


というあたりで、割といい時間になってきたので今日はこのへんで。

いよいよ次回、事態は風雲急を告げます。 久秀が不気味に笑う時、長慶そして義輝の運命やいかに?? 乞うご期待。

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